証明写真が必要になったとき、早くて安い証明写真機を利用しているという方も多いかと思います。しかし、ここぞという場面では、写真館で撮影した証明写真を使うのがオススメです。
今回は、証明写真を写真館で撮影するメリットについてご紹介します。写真館で撮る際の事前準備についても解説しますので、ぜひご参考ください。
写真館ではプロが撮影してくれる
証明写真を必要とする機会は、運転免許証やパスポート、資格試験や就職活動などさまざまです。証明写真はコンビニやスーパー前に設置されている証明写真機、いわゆる「スピード写真」や「証明写真ボックス」で短時間かつ気軽に、そして安価に撮ることができます。
しかしながら、受験や就職活動といった、ここぞという場面で使う証明写真は、写真館で撮るという方も多いようです。あえて時間やお金をかけてまで写真館に赴くメリットとは何でしょうか。ここでは、写真館で証明写真を撮るメリットについてご紹介します。
プロカメラマンならではのアドバイス
豊富な経験をもつプロのカメラマンは、写真を見た人にどうすればいい印象を与えられるのかを熟知しています。したがって、髪型や姿勢、服装や表情に至るまで丁寧に指導してもらえるのです。
たとえば、髪の毛に着目してみましょう。耳や額は出して見せた方が、顔周りがすっきりして明るい印象になります。また、ライティングの加減によっては、外巻きのヘアスタイルはボサボサした印象になることもあるため、注意しましょう。
写真館では、このように経験に裏打ちされた具体的なアドバイスを受けられます。被写体の魅力を存分に引き出して、表現したい自分を作ってもらえるのは、写真館ならではです。さらに、カメラマンとコミュニケーションをとりながら撮影に臨むことで、証明写真機に比べ、生き生きとした表情を撮ることができます。
規定を満たした写真ができる
多くの写真館では専用の機材を用いるのはもちろん、ライティングの角度や加減、背景色や紙質を選択できます。そのため、画一的な証明写真機とは、仕上がりがまったく異なります。
さらに、パスポートや運転免許証に用いる証明写真は、被写体の写り方に厳格な規定がありますが、写真館のプロカメラマンはそれらも熟知しているため、事前に情報を得ていなくても、安心して任せられるのです。加えて、何度でも撮り直しをしてくれるため、複数の選択肢の中から納得のいく一枚を選ぶことができます。
写真館では修正(レタッチ)をしてくれる
写真館では、肌の質感や色味、陰影などを調整して、好印象をもたれやすい写真を作ってくれます。具体的には、ライティングによって実際より明るい髪色になってしまうのを抑えたり、ニキビ跡や髭の剃り跡、シワや目の下のクマを目立たなくしたり、という処理を行ってくれます。もちろん、実物と見比べたときに違和感が生じるような大きな修正はしません。
パスポートやビザ、運転免許証といった長い間使う写真や、履歴書などの第一印象が大切な写真は、修正を施してくれる写真館で撮影することをオススメします。
写真館で証明写真を撮るための事前準備
写真館で証明写真を撮るためには、どのような事前準備が必要なのでしょうか。
スーツは暗めがオススメ
まず、服装です。さまざまなイベント写真を撮ることができる写真館では、貸衣装の準備がありますが、証明写真の場合は、自前の衣装で撮ることがほとんどです。スーツは肩幅や首回りのサイズが合わないと、だらしない印象を与えてしまいます。証明写真では、サイズの合った自分のスーツを着ていくのが賢明です。
また、スーツの色は、紺や黒といった暗めのカラーがオススメです。シャツは白を選びましょう。白いシャツは顔が引き締まって見えるため、凛々しい印象になります。反対に、色味の薄い服や極端に色鮮やかな服を着てしまうと、服のカラーに負けて顔色が悪く見えてしまいます。
着るものは、着用前にシワやホコリが付いていないか、よく確認しておきましょう。
メイク直しの準備をしておくと安心
就職活動用の写真なら、メイクは清潔感のあるナチュラルなものがオススメです。また、直前にメイク直しができるように、メイク道具を持参すると安心です。メイク直し用には、普段使い慣れているものを用意しておきましょう。とくに顔のテカリは、撮影時のライティングで目立ちやすいため、テカリを抑えるあぶらとり紙やファンデーションも持参しておくと安心です。
ほかにも、コンパクトなシェーバーももっていくと、直前に気づいた産毛や剃り残しにも対処できます。服装やメイクなどの準備は、写真館に行く前に整えておきましょう。ある程度撮影時の準備を整えていけば、撮影時間が短縮できる上に、持参する荷物も少なくてすみます。
仕上がりまでの期間に余裕をもつ
写真館は証明写真機と違って、その場で完成品を受け取ることはできません。特別な加工を必要としない場合であっても、完成した写真の受け取りは、後日となることがほとんどです。そのため、写真が必要な日から逆算した上で、さらに数日余裕をもって写真館に行きましょう。
証明写真は、撮影から3ヶ月もしくは6ヶ月以内のものを求めるところが多いため、かなり早めに撮影しても問題ありません。むしろ直前に用意しようとすると、体調不良で写真館に行くのが困難だったり、顔のコンディションがベストではなかったり、という事態も考えられます。
一度撮影してしまえば、同じデータの焼き増しやサイズ変更は容易なので、体調面や精神面、そして時間に余裕があるときに、コンディションを整えて臨みましょう。
まとめ
今回は、写真館で証明写真を撮るメリットを中心にご紹介しました。横浜市中区にある私たち「南風スタジオ」の証明写真は、明るく好印象を与えるような修正で、お客様に大変ご好評をいただいております。
JR関内駅、横浜市営地下鉄伊勢佐木町駅、京急日ノ出町駅の3駅から徒歩圏内とアクセスも良好なため、忙しい方もぜひご利用ください。