【初心者必見】賢く写真を正しく保存する方法とは

大切な家族写真などを、どのように保存していますか？保存方法によっては、写真が劣化し、色あせてしまうため、「大切な思い出が失われてしまう」と心配している方もいるのではないでしょうか。本記事では、写真の正しい保存方法をご紹介します。

写真が劣化してしまう原因

中には、撮影した写真をそのまま引き出しの中にしまっている方もいらっしゃるかもしれません。このような保存をしていると、写真が劣化してしまう恐れがあります。なぜ劣化してしまうのか、劣化の原因についてご紹介します。

写真は紫外線に弱いので、紫外線が当たり続けると劣化してしまいます。そのため、室内に飾ってある写真や、日光が当たる場所に保存している写真は、時間経過とともに劣化してしまう可能性があるので注意が必要です。

写真の中には、酸が含まれるものもあります。酸が湿気や熱によって溶け出すと、写真が色あせてしまう原因となります。そのため、酸が発生しない環境を作るようにしましょう。

写真は湿気を吸い込むと、劣化が早くなります。極力湿気の多い環境を避けて写真を保存するようにしてください。

写真の劣化原因が何かがわかったら、写真が劣化しないように次のような方法で保存をおこなうにしてください。

写真は極力アルバムに収納すると、酸、湿気、紫外線から守ることが可能です。しかし、ポケット型になっているミニアルバムを使う方も多いかもしれませんが、このアルバムでは密閉性がしっかりと確保できないので、写真が劣化してしまう恐れがあります。

しっかりと保護するために、透明フィルムがついているアルバムや、密閉性を確保するための台紙などがついているアルバム、紫外線防止対策ができているアルバムがオススメです。

雑貨店などでも扱っていますが、街の写真館に足を運べば、さまざまなアイテムを選べるので、ぜひアルバムに収納するようにしましょう。

アルバムに収納する写真と、部屋に飾るための写真を使いわけている方もいるのではないでしょうか。部屋に飾る用の写真は、紫外線対策を検討する必要があります。必ず写真立てなど部屋に飾りたい写真がある方は、紫外線対策を施した写真立てを活用しましょう。

レトロカメラを使用している方は、写真だけでなく、使用するフィルムを正しく保存する必要があります。フィルムを使った写真撮影をおこなっている方は、次のようなことに注意をしてフィルムを正しく保存するようにしましょう。

写真は、光に当てると劣化すると先ほどお伝えしました。フィルムも写真と同様に、光に当てると劣化してしまうので、保存をする際は、光に当てないようにしましょう。

フィルムは繊細なアイテムなので、高温多湿の場所を避けて保存をするようにしましょう。専用のケースなどに入れて保存をするように心がけてください。

フィルムを触ってしまうと、現像した写真が汚い仕上がりになってしまう可能性があります。管理する際は、極力フィルムを触らないように気をつけるようにしてください。　

写真は時間が経過すると、どうしても劣化してしまう可能性があります。このような事態を避けるために大切なことは、データで保存をするように心がけることです。データ保存することで、次のようなメリットがあります。

大切な写真を紛失しても、データがあれば再び現像することが可能です。最近のデジタルカメラは保存がしやすくなっているので、現像した後に削除するのではなく、必ずデータ保存をしておくようにしてください。

フィルムなども、データ保存が可能です。このサービスを利用すれば、古い写真も、データとして残しておくことが可能になります。

データ保存をするときは、次のことに注意をして保存をするように心がけてください。

データをSDカードなどに保存をしても、何らかの原因でデータが消えてしまう恐れがあります。このような事態を回避するため、必ずバックアップデータをとっておくようにしてください。

SDカード、パソコン、ハードディスクなど、データが消えても対応できるように、いくつかの端末で同じデータを保存するように心がけましょう。

端末に写真を保存し続けると、データが蓄積されていくので、容量が重くなってしまう可能性があります。クラウド上に保存をすれば、パソコン内部にデータが残らず、どこからでもアクセスが可能というメリットがあるので、クラウド上に保存をするように心がけましょう。

せっかくの思い出の写真も、大切に保存をしておかないと、いつか失われてしまう可能性があります。長く残しておくためにも、今回ご紹介した写真保存をぜひ実践してください。

「南風スタジオ」では、お客様の大切な写真を保存するアルバムはもちろんのこと、写真保存に欠かせないアイテムも取り扱っております。 
写真のことで何かお困りの方や、大切な思い出の写真を残したいという方はご相談ください。みなさまのお問い合わせを、心よりお待ちしております。