写真を壁に飾る際におしゃれに魅せるポイントと注意点

お気に入りの写真を壁に飾りたいと思ってただそのまま飾ってしまったときに、イマイチに感じてしまうことがあるのではないでしょうか?実は写真を飾る際にはいくつかのポイントを抑えるだけで簡単におしゃれにすることができるのです。そこで今回は写真を飾る際におしゃれに魅せるポイントについてご紹介いたします。

 

1. テーマや色をそろえる

まず一つ目のポイントですが、飾る際のテーマや色をそろえるということです。写真自体そもそも写真毎にさまざまな色が混じっているものですので、それを複数枚そのまま並べて飾ると、どうしてもちぐはぐな印象を与えてしまいます。もちろんそれが悪いというわけではなく、写真そのものの魅力を引き出しているわけですが、おしゃれに飾るのであれば統一感は大切であるということです。

たとえばモノクロ写真のみを飾る場合、テーマとしては統一されているものの、異なるフレームを使用しますとどうしても雑多な印象を与えます。そこでフレームを同じ色でまとめたり、あるいはマットと呼ばれる写真とフレームの間の部分を、同系統の色で合わせたりすることによってまとまった印象となり、おしゃれな雰囲気となるのです。

その際に選択する色によっては室内の印象すら変えることが可能となります。もしもお部屋を広く見せたいと思ったら、後退色と呼ばれているブルー系の寒色カラーを選択することで、部屋に奥行きをもたらし、広さを感じさせることが可能となります。飾っている写真を目立たせたい場合は、レッドやオレンジなどの暖色系でビビットなカラーを選択するといいでしょう。ただし、いずれにしてもインテリアとの相性も考えなければなりませんので、室内トータルでの演出が大切です。

2. 額縁やマットのチョイス

印象に影響を与えることができるのは色だけではありません。フレームのデザインや材質によっても雰囲気は変化します。たとえばフレームの太さですが、細いものであるほどスタイリッシュさが増します。しかし、材質がスチール系であればモダンな雰囲気となりますが、木製であればナチュラルな雰囲気となりますので、バリエーションは非常に多いです。

額縁と写真の間を埋める役割を持つマットに関しても大きな影響力があります。素材や太さが同じフレームであっても、マットの幅によって写真のインパクトが大きく変化します。やはりマットの面積が少ないあるいはマットがない場合写真の存在感は強くなり、マットの面積が広がるほど写真自体の印象は控えめになっていくのです。

フレームに関しても、統一感を出すかどうか次第でおしゃれ度合いは異なるでしょう。素材と太さの組み合わせは非常に多いので、統一させることでシンプルにまとまりますし、あえてちぐはぐにさせたいのであればさまざまな組み合わせのものを並べるといいでしょう。少しの変化で違った印象となりますので、洋服のコーディネートのような感覚で楽しむことができます。

3. レイアウトのコツ

レイアウトもおしゃれに見せるためには大切な部分となります。むしろ、先述のカラーやフレームなどの要素でどれだけこだわったとしても、レイアウト次第では台無しになってしまいかねません。飾る空間に対してどのような配置にするのかということは、一見単純なようで難しいことです。そのため、いきなり取り付けるのではなくシミュレーションしましょう。

額縁と同じサイズの紙を用意した上で、それを飾る位置に重ね合わせて実際に飾った場合のイメージを膨らませます。必要であればカラーなども実物と同じにしたり、フレーム部分までプリントしたりするとよりイメージしやすいかもしれません。マスキングテープなどであれば壁にダメージを与えることなく何度も付け外しができますのでおすすめです。

レイアウトを決める際のコツとしては、まずメインとなる写真の配置を決めた上でそれを起点とするというものです。写真の中でも軸としたいものがあるはずですので、それを明確にした上で周囲に対して他の写真を配置していくことでまとまりも出ますし、決めやすくもあります。

また、家具の近くに飾る場合には家具とのバランスも考えなければなりません。たとえば腰ほどの高さのチェストの上に飾る場合であれば、チェストの横幅とのバランスも重要となるのです。基本的にはチェストの横幅をはみ出さないようにするというのがポイントで、かつ7割ほどの範囲に収めるというのが目安です。そうすることで家具とのバランスがとれるのでおしゃれの度合いが増します。

4. 失敗しないための注意点

おしゃれに写真を飾る場合の注意点ですが、何度も試行錯誤を繰り返すようにする、ということが挙げられます。一回でおしゃれに飾ることができればそれに越したことはありませんが、なかなかそうはいきません。どうしたらいいのかわからずに妥協してしまう方も少なくないようです。

フレームやカラーなどの組み合わせとレイアウトのパターンは数え切れないほどあります。おしゃれとはあくまでも感覚的なものですので、正解は存在しませんし、おしゃれと感じるものは一つだけではありません。せっかく飾るのですから、納得がいくまでパターンを試すようにしましょう。

5.まとめ

お気に入りの写真を飾るのであれば、できるだけおしゃれに飾りたいと思うのは当然です。スマホやデジタルカメラで撮影したものの他に、写真館で撮影したプロの手による高いクリティの写真は飾るのに適しています。

「南風スタジオ」で撮影した写真は、美しさだけでなくその人らしさがにじみ出るような仕上がりとなります。他にはないここだけの写真をぜひ飾ってみてください。