上手な写真の撮り方とは?誰でも実践できるテクニックとコツを紹介

上手な写真の撮り方とは?誰でも実践できるテクニックとコツを紹介

SNSが普及し、スマホでも手軽に撮影から加工まで行える時代になりました。個人でも、趣味で一眼レフやデジカメなどをお持ちの方も増えてきています。
一眼レフは、初心者には難しい設定が多く大変なイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫で、雰囲気のある写真を撮ることが可能です。

ここでは、初心者でも簡単にプロのような写真を撮ることができる撮り方のテクニックとコツをご紹介します。ぜひご参考ください。

「風景」「人物」シーン別の写真の撮り方

「鮮やかでメリハリのある写真」を撮りたいのか、「淡くぼかしたレトロ感ある写真」を撮りたいのか、それぞれのシーンによって、一眼レフの設定が変わってきます。スマホでの撮影の場合も、「明度・彩度」などの設定で、簡単に加工することも可能です。

初心者の方にオススメしたいのは、雰囲気のいい写真を撮るコツを学ぶことです。「レトロ感」や「ノスタルジー」ある写真は、SNS映えも間違いありません。それでは、「風景」「人物」別に解説してます。

風景写真の撮り方のコツは「マジックアワー」

風景写真を撮る際の一番のコツは、撮影する時間帯です。撮りたい風景が一番キレイに撮れる時間帯を把握することで、光を上手に収められます。

プロも撮影の際によく使うのが、夜明けや日没など、太陽が輝く美しい時間帯である「マジックアワー」です。日の出と日の入り前後40分が目安で、初心者の方でも、キレイな写真を撮ることができます。

「マジックアワー」には、2種類あります。ひとつ目が、「ゴールデンアワー」と呼ばれる空が真っ赤に染まる現象では、地平線に近くなればなるほど赤くなり、絶好の時間帯です。

もうひとつが、太陽が地平線に沈んだ後、空が赤と青の美しいグラデーションになる「ブルーアワー」です。どちらも、レトロ感やストーリー性のある写真を撮れるでしょう。

風景を撮る際は、日の出と日没の時間帯を把握しておき、事前に撮りたいスポットを計画しておきましょう。

人物写真の撮り方のコツは「ポートレート」と「自然光」

人物写真で簡単に上手に撮るコツは、主に「ポートレート」と「自然光」です。では、ひとつずつ解説していきます。

ポートレートを使った撮り方のコツ

ポートレートとは、背景をぼかし被写体に焦点を当てた撮り方です。現在はスマートフォンの機能にもあるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

夕焼けや雨の日の撮影をすると「レトロ感」や「ノスタルジー」な雰囲気を醸し出すことができ、ワンランク上の写真を撮れるでしょう。

自然光を意識した撮り方のコツ

「屋外」と「屋内」どちらでも意識することで、上手に写真を撮ることができるテクニックをご紹介します。それは、自然光の「逆光」または「斜光」を利用して撮る方法です。

「逆光」は、カメラと太陽が向かい合わせになるため、被写体に影ができます。背後が明るく、全体的にやわらかい仕上がりになります。

自然光が明るすぎて被写体は暗くなる場合、日陰やカーテンなどを上手に使い、逆光をコントロールしましょう。とっても雰囲気のある写真を撮れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

「斜光」とは、被写体に斜めから自然光が当たる状態のことをいい、深みが出てストーリー性のある写真に仕上がります。日差しが強ければ影が大きくなり、屋内や曇りの日はふんわりした仕上がりになるでしょう。

撮影する位置を少しずらすと、被写体の影の印象がガラリと変わるので、納得のいくまで何枚も写真を撮ることがコツです。朝陽と夕陽の時間帯は影が多く発生するので、より雰囲気のある上手な写真が撮れます。

写真を上手に撮るには日常の好きなシーンを撮り続ける

今回ご紹介した撮り方を意識して、ご自分の好きなシーンを撮り続けることで、少しずつコツを掴んでください。「風景」「お料理」「子ども」「ペット」「恋人」などを沢山撮り続けることによって、納得のいくポイントが感覚的にわかるでしょう。

また、カメラの絞りやダイヤルの機能などを勉強し、撮り続ければ、操作に慣れ、格段に上手に写真に収められます。

まとめ

今回は、写真の撮り方のコツについて解説しました。ちょっとした工夫で上手に見える写真を撮ることができます。最後にもう一度、おさらいしましょう。

  • マジックアワーや自然光など時間帯を意識して撮影してみる
  • 被写体に焦点を当てた「ポートレート」を駆使する
  • 好きな被写体をとにかく撮り続けコツを掴む

ほかのページでは、写真を撮る際の構図・機材について、スマホでも使えるテクニックなど、幅広くご紹介しています。ぜひご覧ください。

「南風スタジオ」は、皆様の人生の大切な1ページを撮り続け、間もなく70年になろうとしています。長年培ってきた確かな技術で「人生の大切な一瞬」を収めます。お写真のことなら、何でもお気軽にご相談ください。